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いってらっしゃい♪ヒツジ君〜ウールチャレンジin十勝 2008
今年もウールチャレンジin十勝の季節が巡ってきました。 国産羊毛の品質の良さと安定した流通をアピールするためのイベントですが、そのイベントの中でウールを使ったハンドメイド作品のコンテストがあります。 技術うんぬんではなく、来場されたゲストの方の人気投票で順番が決まります(笑)
今回で3回目の出品になります。 そして、お題はヒツジに・・・。 それこそリアルサイズでという意気込みで取り掛かったのですが、難航する作業に柴犬サイズに落ち着きました。 でも、いつかはやります。 リアル・シープとか、リアル・ラブラドールとか・・・(怖)
では、作業の流れを簡単に記録しておきます。 大きい作品を作ろうとお考えの方がいらっしゃいましたら、もしかしたら何か参考になるかもしれません。
まずは、資材調達です。 ボディは、ペレンデール鎌倉さんの「ランヴィエ・カラー羊毛」を使用。 「今回の分は、藁やゴミが残っているのですが」と連絡を頂きましたが、ヒツジを作るのでそのうほうが都合が良かったのです。

ボディの芯にはワイヤーを入れて強度を確保しました。 手足のジョイントも心強くなったのですが、ニードルがワイヤーに当たる度に折れてしまうというアクシデントが悩みでした。 この段階で、家族から怖いと不評を買いました(泣)

全体が丸く出来上がると、次に肉付けをします。 植毛して見えなくなる部分ですが、丁寧にラインを作ってゆきました。 貧相なボディですが、ここまできてもかなり手強い印象です。

ボディの肉付けが終わると、更に羊毛で色を乗せてゆきます。 今回、初めて使用した藤久さんの「けいとのもと」という商品名の染色羊毛です。 メリノという種類の羊毛でキメ細かいふんわりした手ざわりです。 こういう大きな作品の色付けなので、コリデールというキメの荒い羊毛がいいのでしょうが、この色が良かったので苦戦しながら色を乗せました。

いよいよ、植毛です。 マンクスロフタンとシェットランドの交配種の羊毛です。 とても高価なフリースで、本当なら手の出せない品物です。 実はこのフリース、作年のウールチャレンジの賞品で頂いたものなのです。 贅沢な使い方ですが、ふんだんに使用しました。

フリースは何層かになるように植えつけていきます。 これは、一層目です。 ここまで来ると、ニードルの折れもなくサクサクと刺してゆけます。

植毛終了です。 ワンちゃんのようにトリミングがいらないので楽です。 カーブした角も付いてます(笑)

目は口ほどにものを言う・・・といいますが、目の表情を作りだすのは大変難しい作業です。 でも、そこが一番好きな作業で、いつも最後に取り掛かります。 それこそ、羊毛を1本抜き極細のニードルで刺しますが、その1本で表情が全く変わるというのが面白いのです。 今回も5色の羊毛を使っていますが、計算して刺してゆくわけではありません。 こんな感じ〜〜〜でやるので、説得力はありませんが、瞬間的に「こういう目になって!!」というようなオーラは出しているかも知れません(大笑いですが・・・)

最後に、私が普段ぶら下げているホイッスルをお守り代わりにつけました。 シェパードホイッスルと呼ばれたり、屋号でもある「シーフォー・SHEEPHO」と呼ばれたりします。 要するにヒツジ飼いが群れを呼び寄せるのに使用するわけです。 面白い使われ方で、スノーボーダーが仲間と位置確認をするために使うというのもあるそうです。 彼らは、シェパードホイッスルとは呼ばずに「SHEEPHO」と呼んでいるようです。

長い報告になりましたが、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 尚、詳細は、ウールチャレンジin十勝の会場となるスピナーズファームタナカさんのサイトでご覧いただけます。
それでは、ヒツジ君・・・十勝へいってらっしゃ〜い♪
<ぷー>
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